3件目についた時、反対側からトラックが建物内に入っていった。
俺「げっ!まじかよ。」でもその車、奥の下ろしにくいとこに止めた。
良かったと思ったが、珍しく1台も止まってない。台車を取ってきたら
荷下ろししてた。
俺「なんでベスポジ止めなかったの?」
顔見知りのドライバーだ
ドライバー仲間「いやぁ、ウチ少ないからさ。」
俺「んっもう、優しいんだからぁ!」
ドライバー仲間「ちょっと、やめてよ。そっち止められなくなっちゃうじゃん。」
俺「何だ俺のテクニック、バレたか。」
ドライバー仲間「げっ!マジか!こえー。いやあ勉強になります!」
精肉室内に店員さんと、ドライバー仲間がいた。この店員さんは出社が早い。
いつも、俺が商品を運んでる途中に、店の中に移動して作業を始めてしまう。
そうすると、階段をダッシュして呼びに行かなきゃならず、めんどい。
だから、
俺「おはようございます!もう上行っちゃいますか?」
店員「あーいや、待ってますよ。」
どうやら察したらしい。
ドライバー仲間「何かすごいやり取り見たような。」
俺「これも、テクニックだから。(笑)。」
ドライバー仲間「まじですげー。勉強になります!」
3人で大爆笑。
日頃からいい関係を築いておくと、
「こいつはせっかちだから待ってやるか。」
「いつも早く作業してくれるから、協力してやるか。」
と、みんなは俺がせっかちで、待つのが嫌い。作業がめちゃめちゃ早いことを
知ってる。だから、多少強引な止め方しても誰も何も言わない。だって、あっという間に下ろして、トラックを移動させるからな。