俺は計7回転職した。
若いうちは難なく面接してくれる。が、歳をとればとるほど面接すらしてくれなくなる。一番後悔したのは。大学に行かなかったこと。
「あっ、この仕事いいかも。」
と思っても、条件が「大学卒」という企業が本当に本当に多い。
この「大学卒」が無いだけで選択肢はかなり狭まる。
日本はまだまだ学歴社会だ。
何か商才があって起業出来るやつはいいが、そんなのほんの一握りだろう。
だから、高校から先、明確な目標、例えば調理師とか美容師とかがあればいいがそうでなければどんな大学でも行っておいた方がいい。
若者の夢を壊すようなことを言うようだが、ハッキリ言って、仕事の実力を正当に評価して、給与に反映してくれる会社はほんの一握りで、殆ど無いと思った方がいい。
ベンチャー企業で数名の従業員しかおらず、大成功した例もあるが、あれは稀だ。
若いうちはまず、その仕事にやりがいを感じられるかどうかを重視したほうがいい。収入を先に選んでしまうと、結局嫌な仕事で辞めてしまうことが多いから。最初の会社に魅力を感じ、やりがいもあれば理想的だが、俺のように7回目でやっと出会うこともある。俺はものすごく時間がかかったが、40歳位までは何度転職を繰り返しても大丈夫だ。経験上、40歳を超えるとものすごく狭い選択肢の中から選ばなければいけなくなるから、それまでに見つけられると良いと思う。
だから、周りに飽きっぽいと言われようがなにしようが、自分が合わないと思ったらどんどん次に行っていい。やりがいを見つけたもん勝ちだ。
世の中人手不足の企業だらけだ。気楽に行こう。